才能

こんにちは、だいちゃんです☆

今日のテーマは『才能』です。


例えば、あなたがすごく強い、上手な選手とします。


なんでもいいので、大会で楽々優勝するところを
想像してみてください。





気持ちいいですよね。



チーム競技なら
絶対不動のエースで、大活躍して日本一を楽々とっちゃう場面を想像してみるのもいいかもしれません。





さて、そのあと
もう1つ想像してみてください。




あなたのチームメイト、または後輩が

「すごい!あなたのプレーを教えて欲しいんです。」

と言ってきました。


あなたはどうするでしょうか?



教えるとして、どんな風に教えますか?





……

はい、ありがとうございます。



実は、ここで大事なのはどうやって教えるか
よりも、どんな気持ちで教えるかです。

「しょうがないな、教えてやるか」

という気持ちを、
少しでも持ちませんでしたか?

……


さて、では、もう1つ想像してみてください。


あなたが、ライバルだと思っている人
または、あなたが絶対に勝てない同年代の相手

に、楽々勝っているところを、想像してみてください。


……

はい、ありがとうございます。

なかなか勝てない相手に、簡単に勝つ。
とても気持ち良いですよね。


でも、実はここでも、どんな気持ちになったかが大事なんです。


「やったぜ。どうだ!俺の方が強いんだぞ!」

そんなような気持ちを
多少なりとも持ちませんでしたか?



別に、想像の話なので
そんな気持ちになったからダメとか、そういう話ではないんです。




ただ、ここで考えて欲しいのは

そんな気持ちになったとき、本当に気持ち良いでしょうか?

ということです。


人に威張ったり
必要以上に敵対心を燃やしたり
見下したり

そんなことをするために

特別な「才能」を、神さま与えるでしょうか?


そんなはずはないですよね。


できないことは教えてあげる。
勝てるようになったら、負けた相手の気持ちもわかってあげる
影響力がある選手になったら、競技全体のモラルを向上させる


そういう事のために、神さまは
「才能」
というものを与えたのではないでしょうか?


あなたが、あなたのものだと思っている

その身体能力やセンス
元々のメンタルの動じなさ

そんなような要素は

本当はあなたが神さまから借りているものです。



その借りているものを
あたかも自分のもののように思い違いして

しかも
周りの人に威張ったり、ばかにしたり、
見下したり、横暴な態度で迷惑をかける。



決してそんな事をする為に
その身体を借りている訳ではありません。



だから、もしも
さっきの想像の中だけでも
そんな気持ちを少しでも持ってしまったなら

自分の中にそういう気持ちになるタネがあるんだと思って
常に自戒してください。


そして、別に強くなかろうが
上手くなかろうが

今いるその場で
周りの人に優しく、いつも楽しんでプレーし
威張らない選手でいることを目標にしてみてください。


それができれば、必ず立派な選手になると思いますよ。



今日のお話がいつか誰かのお役に立てれば幸いです。
感謝してます。