教える

こんにちは、だいちゃんです☆

今日のテーマは『教える』です。


スポーツの技術を誰かに教える時に
どんな心持ちで教えると
上手くいくのか


2つあります。

1つめに大切なのは『手放す』という感覚です。


あなたの知っているその技術を
教わりたい人がいます。


その人は、もしかしたら後輩かもしれないし
あるいは先輩かもしれない
ライバルかもしれない

いずれにせよ、いつか試合で敵になるかもしれない

レギュラーの座を奪われるかもしれない


そんな人に、わざわざすべてを教えるのは嫌だ

自分の手の内を明かしてしまいそうだし


かといって、そんなことを言うのも何か
小さい人みたいだし

さてどうしたものか。

とりあえず当たり障りのないところまで教えておこう。

そんな風に考えることもあるはずです。


だけど、結局その小さな考えが
あなたの器を狭めます。


あなたはもう、その技術を身につけたのだから
執着せずにさっさと他の人に渡してしまえばいいのです。


渡したからって、
あなたの中からなくなるわけではないのだから。


そうして手放した後に
新しい技術やプレーのひらめきが生まれます。


手放すのは、『技術そのもの』ではなく
技術に対する『執着』です。


それを手放せた時に、あなたはプレーヤーとしても、人としても成長しています。



そして2つめに大切なことは『謙虚である』

ということです。


その技術は、全部自分が考え出したのでしょうか?


きっと、教えてくれた誰かがいたはずです。


教えてもらってない
という人でも、誰かのプレーを見て、ヒントにしているはずです。


それもしてない
という人だって、そもそも基本的な技術そのものが、
既に故人の努力の集大成として
現在そのスポーツの基礎になっているのだから
そのおかげで身につけれたものです。



そんな、『おかげさま』を大切にしてみてください。


そう思ったとき
あなたが考え付いた、その素晴らしい技術は
独占してもいいものじゃないことは明白なはずです。

そうして、謙虚さを忘れなければ
あなた自身にも必ず、さらなる「他力」が集まります。

他の人から、もっといい技術のヒントを得られるかもしれません。
もしかしたら、すごいプレーヤーから直接教わる機会に恵まれるかもしれません。



誰かになにかを尋ねられたら

『手放す』『謙虚である』

この2つを忘れずに
快く、あなたの知っていることを教えてあげましょう。


そんな人を、神さまはちゃんと見ていてくれますよ。


今日のお話が誰かのお役に立てれば幸いです。

感謝してます。