正体

こんにちは、だいちゃんです☆

 

今日のテーマは「正体」

 

です。

 

 

なにかスポーツに取り組むときは

 

悩まず、楽しく

 

積極的に、前向きに、笑顔で

 

そんな風なニュアンスでお伝えしてきました。

 

 

しかし、現実は悩みだらけです。

 

特に、上手にプレーできない人ほど

 

真面目な人ほど落ち込みます。

 

そんな現実に引っ張られずに

 

積極的に、楽しく競技を続ける為に

正確に把握しておかなければならない事があります。

 

このことが分かると

「あぁなるほど。それならできそうだ」

 

という事に、日を追い、理解が深まるにつれてだんだんとなっていきます。

 

 

さて、ではそのことはなにか。

 

それは『自分とは何だろう』という事だ。

 

この『自分の正体』が分かれば

悩みというものはなくなる。

無くならないにしろ、すぐに少なくはなる。

 

 

その正体とは以前、少しだけ触れたように

身体でもなければ、心でもない。

 

では、自分とは何か。

 

これは、中村天風さんの言葉をそのまま借りるならば

「一つの気」

である。

 

この宇宙に遍満存在している、「気」こそが自分の正体だ。

 

 

というのが回答です。

 

 

気・・・怪しくなってきましたね。

 

 

でも、このことは突き詰めていくと、本当に納得がいきます。

この場では突き詰めないけれども(笑)

 

 

見えないものは信じない

 

という人、あなたは今、インターネットという

目に見えないものを介してこれを見ていますよね。

 

 

親の愛情も、友達への信頼も、目には見えません。

 

けど、見えないものだから存在しないかと言われれば

ちゃんと感じ取れます。

 

 

「気」という言葉、よく使っていますよね。

 

「気を張れ」

「元気出せ」

「気分が優れない」

 

これ、全部「気」、

つまり自分の正体ことを言っているんです。

 

 

信じれない人は、そのままで大丈夫です。

 

 

ただ、それは問題ではなく、

なぜこのことが分かれば、前向きになれるのか。

 

簡単にわかる方法があります。

 

マリオはプレーしたことがありますか?

 

はい、あのマリオです。

ルイージのお兄ちゃんで、クッパとなんやかんやと戦って

ピーチ姫を助けに行く、赤い帽子のおひげの方です。

 

 

あのゲーム、特に昔のゲーム、

初期のマリオを思い出してみてください。

ドット絵のマリオが、スタートと同時に画面ごと、どんどん前へ進んでいきます。

 

自分が操作できるのは、ジャンプくらいです。

黙っていると、穴に落ちるか、敵にぶつかるか、障害物に挟まって

ゲームオーバーです。

 

そのマリオをプレーしている時、マリオは自分のことをマリオだと思っているかもしれませんが

マリオの正体はプレーしているあなたですよね。

 

 

逆に言うと、あなたは自分がマリオだとは思っていませんよね。

クッパに負けたからと言って

「あー、もうだめだ。これで死んでしまう。」

なんて思いませんよね。

 

 

そこが大切なんです。

 

マリオはあんな怖いクッパに平気で立ち向かいます。

 

それは何故か。クッパのことを、マリオの正体であるプレーヤーが怖がっていないからです。

 

普通に考えたら、あんな怪物、いかに自分がジャンプに優れていようとも

怖くて立ち向かえませんよ。

ピーチ姫が絶世の美女だとしても、

助けるのは諦めてキャバクラにでも行きますよ。

 

マリオは、マリオのカラダがマリオではありません。

もちろん、マリオを動かすコントローラーが、マリオの正体でもありません。

 

そのコントローラーでマリオを操作しているあなたこそ

 

マリオの正体なんです。

 

 

だから、マリオは平気で前へ進めるんです。

怖がることなく、敵に立ち向かえるんです。

 

 

 

さて、それがイメージできれば、話は簡単です。

 

あなたがあなただと思っているそのカラダはマリオです。

あなたがあなただと思っているその心は、コントローラーです。

 

コントローラーという事は

それを操作している人がいる。

 

それが、本当のあなたなんです。

 

それはなにかというと、目に見えない気である。

 

という事なんです。

 

この「気」自体には、恐れはありません。

消極的な考えや想いなど、ありません。

 

カラダやココロを自分の正体だと

勘違いしている限り、

 

前向きになってみたり、後ろ向きになってみたり

 

ありもしないクッパを恐れたり。

 

 

そんなことの繰り返しです。

いつまでたっても、ピーチ姫は救い出せません。

 

 

では、その正体である『気』を上手に使うには・・・

 

 

そこまでは考える必要は今はありません。

 

とにかく、恐れをなくすために

 

自分はマリオでも、コントローラーでもない

 

という事を、緊張したり、消極的になりそうになったら、思い出してください。

 

 

どうしても詳しく知りたい方は、是非、中村天風さんのご著書を

熟読してみてください。

 

 

今日の話がどこかで誰かのお役に立てれば幸いです。

 

感謝してます。