努力と自信

こんにちは、だいちゃんです☆

 

今日のテーマは『自信』です。

 

 

競技を極めよう、上達しようとすればするほど

 

選手は周りの人間とは違う道を歩もうとする。

 

それはそうだ。

 

 

同じ道を歩んでいたのでは、同じような平凡な結果しか生まれない。

 

 

では、非凡な結果を残すために、ひとりで非凡な努力を続けた結果

 

成績として残るかというと

 

 

必ずしもそうではない。

 

 

成績も残らず、一生懸命やればやるほど

周りとの意識の差から距離も空いていき

 

 

気づけば孤独になっている。

 

 

そんな選手もいると思う。

 

そんな中でも、更に一生懸命

 

努力は裏切らない

 

と確信を持って頑張っている選手も多いだろう。

 

 

だけど、あえて断言すると、努力はあなたを裏切る。

 

あまりにも冷たいと思うので、もう一つ言い換えると

 

『あなたのその努力では、裏切られるよ』

 

という事を言いたい。

 

どういうことですかというと

 

 

あなたが信じているのは、『努力』という抽象的なものです。

 

練習時間と質を掛け算して、100点が最高の努力だとして

 

あなたのその努力は一体何点ですか?

 

それは分からないし、いつまでたっても答えは出ませんよね。

 

 

だって、時間はともかくも、質なんてものは主観でしかないのだから。

 

 

例え、周りで見ている人が

「あいつの練習の質は最高だ」

と言っても

その「最高」は、見ている人の主観での最高だ。

 

そもそも本人がそれを最高だと思っていないこともありえる。

 

逆もまたしかり。

いくら自分で最高の質の練習をしていると思っていても

まわりから見たら

「なんだあいつは。あんな練習で満足しやがって」

ということだってあり得る。

 

 

そんな抽象的なものを信じて、

「きっとこの努力は裏切らない。今は結果が出なくても、いつか必ず身を結ぶ日が来るはずだ。今に見てろよ。必ず俺は結果を残すんだから。」

なんて期待をするのは

 

何度も浮気を繰り返す彼氏の

「今度からはもう絶対に浮気しないから。だから今度だけは許して。」

なんて言葉を信じるよりもまだ心許ない。

 

 

じゃあ、一体何に希望を持って練習に取り組めばいいのか。

どんな努力なら信じていいのか。

 

それはふと足を止めて考えてみれば

実は簡単にわかることだ。

 

答えは

 

『自分』

 

である。

 

全ての努力をするのは自分だ。

 

そしてその努力を成果に結びつけるべく本番でプレーをするのも自分だ。

 

そんな「自分」を絶対的に信じることが大切です。

 

「いや、だからさ。その自分を信じるために努力をするわけじゃないか。

何言ってやがるんだ全く。

絶対的な自信を持つために、毎日必死で練習をするんだ。

それがあるからこそ、自分を信じられるってものじゃないか。

へんな言い回しでけむに巻いたようなことばかり言いやがって。

分かってるようで、まるで分かってないなこいつは。」

 

なんて憤りを感じる方もいると思いますが

その考えがだめ。

そんな考えにしか及ばないから、努力に裏切られるんです。

 

 

「こんだけ練習したんだから負けるはずがない」

 

それは相対的な自信。

 

負けないための練習をしてきたんだから、負けない。

 

それは相対的。

 

絶対的な自信というのは

 

「俺は負けない。」

 

「俺は勝つ。」

 

これだけだ。

 

言い換えるなら根拠のない自信だ。

 

だからこそ強い。

強いというか、反対の弱さの概念がないんだもの。

 

 

一方相対的な自信は

「あれ、こいつ、俺より強そうじゃねぇか。ちょっと目の前にしてみるとなんだか構えも立派だし、思ったより速いし。なんだか俺より練習してきたのかもしれない。」

そんな風に感じた瞬間、自信の根拠が無くなるから

さっきまで持っていた自信すらどこかへ吹き飛ぶ。

吹き飛ぶどころか一瞬で消え失せる。

 

そうなってから

「あれ?おれの自信どこ行った?」

なんて探したって手遅れだよ。

そんなものは最初からなかったんだから。

ないものをあると思い込んでいたところに落とし穴があったんだ。

 

つまり、根拠となる努力がそもそも主観的なものでしかないのに、

その努力を根拠にした自信だって、結局は主観的なものでしかない。

 

 

だけど

根拠のない自信はどこまでも強い。

絶対的というのは、反対がない。

弱いという概念がない。

自信がないという概念がない。

 

俺は大丈夫。

この一点張りだ。

 

どんなに相手が強そうに見えても、自信は消え失せない。

何故なら、その自信には根拠がないんだから。

変な話だが、ないものはなくならない。

だって最初からないんだから。

 

「根拠のない自信は強い」

 

というのはこういったことがあるからだと思っている。

 

 

「言いたいことはわかった。なら、どうしたらその絶対的な自信を持てる?」

 

その具体的な方法はまた今度。

 

まずは、自分の中にある

根拠 → 自信

 

という概念を捨てるために、何度も今日の話を思い出して言って欲しいです。

 

今日の話がいつか誰かのお役に立てると幸いです。

 

感謝してます。