評価
こんにちは、だいちゃんです☆
今日のテーマは『評価』です。
W杯、日本がコロンビアに勝利しました。
その事で、コロンビアは英雄から一転、誰が悪いのか、戦犯探しをされるまでの事態が起きているそうです。
この事を聞いて思い出した論語の一節があります。<原文>
『子張、徳を崇くし惑いを弁ぜんことを問う。
子曰わく、忠信を主として義に徒(うつ)るは、徳を崇くするなり。
之を愛しては其の生を欲し、之を悪みては其の死を欲す。既に其の生を欲して、又た其の死を欲するは、是惑いなり。』<訳>
子張(孔子のお弟子さん)が徳を高めて、惑いを断ち切るにはどうしたら良いか尋ねました。
孔子は、「真心と誠実さに重きをおいて正しく行動すれば徳を高めることができるよ。
人は愛する人の生を望み、憎い人間の死を望む。同じ人が対象でも、その時の感情で生を願ったり死を願ったりする。この心の動きこそが惑いなのだ。」
……
と、この言葉を思い出したんです。
つまり、孔子さんは何を言いたいのかというと
人間というのは、愛している時はその人の長生きを祈るが、同じ相手でも何かの拍子に憎んでしまった時は、逆にその死を願ってしまう。
そんな風に、理屈では割り切れない存在なんだよ。
だけど、それをやめること。
評論しないこと。裁かないこと。判断しないこと。
全ての人を、どんな時も同じように愛することが大切だよ。
ということです。
あとは、多く語らなくても、今回のテーマで何をお伝えしたいのか、ご理解頂けるかと思います。
素晴らしいプレーを見せてくれた、全ての選手のますますの活躍をお祈りします。
今日の話がいつか誰かのお役に立てれば幸いです。
感謝してます。